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肝炎には、A型・B型・C型・D型・E型・G型・TT型があります。
D型肝炎とは、小さく丸いRNAウィルスの
デルタ肝炎ウィルス(HDV)を原因として起きる肝炎です。
HDVは、B型肝炎に感染している人にしか感染しません。
その理由は、2つあります。
第一は、別のウィルスと共存しなければ自己増殖できないというHDVの性質です。
第二はヒトでは、B型肝炎ウィルスのみHDVと共存現象を確認できていることです。
これに対して、E型肝炎とは、E型肝炎ウィルス(HEV)と呼ばれる
接触感染性のウィルスによって起きる肝炎です。
E型肝炎ウィルスは、潜伏期間の15日〜7週間に自然消失する場合もあります。
E型肝炎に感染しても自然治癒する可能性はあります。
E型肝炎には、15歳から40歳の成人が罹るのが一般的です。
ただし、妊娠中の女性はE型肝炎にかかると重症化しやすいので注意してください。
そもそも発展途上国で主に糞便などによる
水や食料の汚染によって感染するのが、E型肝炎の特色でした。
しかし、近年では鹿や猪などの野生動物や豚の肉、
内臓を生で食べることによってもE型肝炎に感染することがわかりました。
G型肝炎とは、GBウィルスC(GBV-C、HGV)を原因として起きる肝炎です。
これに対して、TT型肝炎とは、1997年、日本人科学者の
真弓氏・岡本氏らによって報告されたTTVを原因とする肝炎です。
TTVとは肝炎急性期の血清中にのみ存在する
長さ約500塩基対の特異遺伝子クローン(N22クローン)です。
N22クローンとは、肝炎急性期の血清中にのみ存在するものです。
輸血後に原因不明の肝炎を発症した患者T氏、T氏、V氏の血清から、
肝炎発症前の血清中には存在せず、
肝炎急性期の血清中にのみ存在するものを分離するのに成功しました。
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